ブログ:世にも奇妙な測量のお話
2025年10月31日
ブログ:世にも奇妙な測量のお話
ハッピーハロウィン。
祝ったことも騒いだこともありませんが、日付を見たらそんな感じだったので。
題名の通り、世にも奇妙な測量のお話です。
不動産の土地や戸建の売買には、馴染みのある話なのですが、
通常、売り手買い手の間で、
売主「こっからここまでが、私の土地で、買ってもらったらあなたの土地!」
買主「そうですか!たしかに隣地との間に目印があって、測量図の通りですね!私の土地になるのね!」
上記のように測量図をもとに現地で説明があるわけです。
この測量図が古いものだと、目印(以下境界標といいます)がなくなってしまっていたりすることがあります。
その場合は、あらたに測量をして現代の技術でばっちりな測量図を作成するわけなのですが、勝手に境界標を復元
するわけにもいかず、復元する場合は隣地の方にも認めてもらう必要があります。これが世にも奇妙な入口で、
以下の理由で認めてもらえない場合があります。
①隣地と紛争がある・・・
仲が悪くて協力してもらえないということです。隣地に嫌な思いをさせてしまったことがあるというパターンも
めずらしくありません。悪いことをすると自分に返ってくるんですね・・・・。現在住んでいる方々の紛争
だけでなく、祖父や曾祖父など先祖代々受け継いでいるというパターンもあります。自分の意思をしっかりと
もつよう学校やご家庭内でしっかりと子供のうちから教育してほしいですし、そうしたいものです。
隣地へご挨拶のため訪問した際に、「協力しませんからぁ!」みたいな人に会うとものすごくがっかりします。
通って通って通いまくって、仲良くなって理解してもらうしかないからですね・・・。最初は話すら聞いてもらえ
ないので。将来的には隣地の方にも損となってしまう訳ですし、誰も幸せになれない(私も含めて)ので、それは
もう一生懸命訪問するわけです。
②違う違う境界の場所はここじゃない、そうじゃない
隣地の方「いや、ここが境界ではない」
測量士「資料がこうなってあーなってるから境界標はここなんです」
隣地の方「そんなこと私には関係ない。買ったときにここだって聞いてる。だからここが境界ではない」
このやり取りになったら、がっかりします。私には関係ないって言うタイプの人、無敵ですから。
隣地の方は境界確定しなくても今は困らない、売主は売りたいから今まさに確定したいわけですから、
売主には話あっている時間がないのです。隣地の方の言い分を認めて、自分の土地面積が減っても話を進める
ことを優先するか、負けたくないからじっくり話をしていくかの選択を迫られます。
よくある2つの境界確定できない隣地トラブルを紹介しました。
もしこのまま境界が確定できなかったらどうなるのか?
売買金額に大きな影響があります。だって隣地との紛争がある物件を買いたいですか?
戦闘民族はほしいって言うかもしれませんが、そんなどこかの宇宙人がいるはずもなく、一般的には価値が
大きく下がります。隣地の方次第で不動産価値が下がるって理不尽で世にも奇妙すぎますよね。
結構よくある話なので、測量が必要であれば売却を検討する手始めに、不動産屋さんに話を聞いて、販売前に測量することをお勧めいたします。
無理矢理ですが題名回収したのでこのへんで。
